超音波骨折治療器
もともと難治性の骨折(スポーツ選手の疲労骨折、何か月たっても骨癒合が得られない骨折など)に対して低出力の超音波をパルス状(断続的)に一定時間照射し、骨形成を促進させる目的で使用されてきたものです。 なお、この治療法は2006年11月に「先進医療」の承認を受けています。 その後、骨折受傷直後からの使用でも骨折治癒速度を上げ、治療期間の短縮効果があることが証明されるようになりました。いままでは骨折した場合、患部を固定し骨形成をひたすら待つという治療が一般的でしたが、この超音波骨折治療を併用することで、固定期間の短縮、早期のリハビリ開始、早期スポーツ復帰、また日常生活への復帰が期待できます。 骨折してから間もない方、受傷後3か月以上たっても骨癒合が不十分でお困りの方、手術後の骨癒合期間を短縮させたい方、ご相談ください。 |
一般的な使用方法
骨折部の皮膚に超音波のプローブを当てて一日一回20分間患部に照射します。照射日数はできるだけ多く、骨形成が十分にみられるまで定期的に継続することが望ましいといえます。
低出力の超音波なので使用時に患部に疼痛、熱感などの刺激は一切ありません。
低出力の超音波なので使用時に患部に疼痛、熱感などの刺激は一切ありません。